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ベガルタ仙台・・・ 昨年のスタートダッシュと今年のでは、中身が違っています。終盤戦はタイトルを賭けてのシビアな戦いをしていることを願って止みません。サッカーの醍醐味をそして質の高いサッカーを提供し続けることで、チームとサポーターの小気味よい緊張感が生まれ、ピッチとスタンドの一体感はますます高まることでしょう。
そして、ベガルタ仙台の活躍に刺激されるように、今年のリーグ戦や大会が始まった県内のピッチでは、毎週熱戦が繰り広げられています。「よいサッカーを観て、よいサッカーのイメージを持って、よいトレーニングをして、よい判断でプレイする」ことを選手も指導者も妥協せずに追求していただきたいものです。何と言っても、宮城のサッカー選手の目標は、ベガルタ仙台であり、日本代表であって欲しいと思います。
さて、本稿からは、技術委員会の目標である「全国大会優勝と日本代表各カテゴリー1名以上の輩出」を達成するための取り組みについて述べて参りたいと思います。技術委員会では、今年度の重点項目を以下のように定めました。
(1) トレセン改革の推進(地区トレセンの強化)
(2) 指導者養成の充実(研修制度の確立)
(3) 技術委員会の活性化(チーフ制の導入)
各項目の具体的な内容については次稿以降で述べますが、この重点項目を実施するにあたって、確実な変容つまり結果を求めていきたいと考えています。
これまで、多くの強化プランを試みてきましたが、どれ一つ納得のいく成果を得たものはなかったように思います。Vision(理想像),Strategy(戦略),Plan(計画),Do(実行),See(評価)のステップを踏みながら強化を進めてきたつもりでしたが、これをサイクルもしくは向上のスパイラルとして成立させることができなかったことに原因があったのでしょう。目的を達成できない時の戦略・計画の厳しい見直し、もしくは目的を達成するまでの粘り強さというような、強化を推進するためのベーシックな部分が私たちに欠けていたと認めざるを得ません。SeeからVisionへの確実なフィードバックのラインを確立できなかったことの代償はあまりにも大きく、多くの選手、関係者にお詫びしなければなりません。まさに、コーチングでいうところのランダムコンプレインであり、フォーカスコーチングのできていない技術委員会であったと猛省をしているところです。
サッカー界のキャッチアップ(追いつけ追い越せ)の時代も終わりを迎えています。変化の激しい時代にこそ、脚下照顧の精神をもちたいものです。かっこよさやスマートさやスピーディさよりも大切なのは、着実に進歩する一歩なのだということを今年度は肝に銘じて事業を進めて参ります。そうでもないと、バブルの教訓を学んだとは言えませんものね。 |