![社団法人宮城サッカー協会 [M-FIELD]](../../images/header_title.jpg)

[ Updated: 2002.01.05 ]

| U−16日本代表コーチ 鈴木 淳 |
| VOL.1 ワールドカップイヤーにあたって |
明けましておめでとうございます。今年一年、日本サッカー宮城県のサッカーが発展し、皆様にとって非常に素晴らしい年になることをお祈りいたします。 さて、今年は4年に一度のワールドカップイヤーです。韓国と日本が共催し、しかも、宮城県が会場となることは、今後、サッカーのみならず、社会全体の国際化を考える上で非常に重要なイベントだと思います。 ワールドカップでは、ゲームに携わる選手役員だけではなく、キャンプ地として利用するチーム関係者、各国の政治家、熱狂的なファン、マスコミ等いろいろな立場のいろいろな人々が滞在します。国籍、人種、文化、言語等が様々な人々です。そういった人々に着飾ることなく、ありのままの姿で接すること、すなわち宮城県のありのままの姿を見てもらうことがワールドカップを成功させ、今後の国際交流に役立つことだと思います。国際交流(少なくともサッカーにおいて)は、良いものだけを訪れた人々に与えることではないのです。彼らは、数日間の少ない時間を、我々のありのままの生活にとけ込むことで、はじめて日本の良い面を知るのではないでしょうか。 例えば、98年のフランスワールドカップ、日本の初戦vsアルゼンチン戦が行われたツールーズでは、ゲーム当日が日曜日であったため、商店街は皆シャッターを降ろして店を閉めていました。けっして歓迎していないのではなく、何があろうと、日曜日は休むというのが彼らの文化なのです。我々を知ってもらうことは、彼らの望むことをかなえてやることではないということです。むしろ、我々のありのままを見てもらうことが、より深く我々を知ってもらうことだと思います。そしてそれが、我々に対する尊敬に変わっていくはずです。 ワールドカップを成功させましょう。そして、国際交流を積極的に行いましょう。 |