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挨拶

 宮城県サッカー協会の前身である大日本蹴球協会東北支部が1926年に産声を上げましたが、以後90年以上にわたり、宮城県内のサッカー普及発展に取り組んで参りました。その間、日韓ワールドカップ2002の開催、ベガルタ仙台やヴォスクオーレ仙台の活躍も後押しとなり、現在では県内のサッカー人口が25,000人に上ります。休日には、どのグランドにも子どもたちをはじめとするサッカープレイヤーの爽やかな汗と元気な声が飛び交うようになりました。サッカーというスポーツ本来の魅力はもちろんですが、「健康づくり」「人づくり」「仲間づくり」等々、サッカーのもつ多様な可能性が多くの人々に受け入れられているということでしょう。サッカーを通したスポーツ文化の創造と幸福な社会形成への寄与が、私ども宮城県サッカー協会の果たすべき役割、責任であると考えております。

 本協会は、2006年に法人格を取得し、組織基盤の再整備を図るとともに、普及、育成・強化という競技団体としての使命を追求して参りました。2009年には育成強化の拠点となる松島フットボールセンターを整備、2012年にはJFAフットボールカンファレンスの開催、2017年には南東北インターハイの開催をはじめ、各種日本代表戦や国際大会など大規模な事業を数多く実施しております。また、県内の各種大会の開催や普及、育成・強化に関する数多くの事業を一貫したプレイヤーズファーストで実施して参りました。2011年には東日本大震災により、ファミリーの尊い命が奪われてしまうなど甚大な被害に見舞われましたが、全国、全世界のサッカーファミリーの温かい支援と励ましにより、サッカーを続ける環境を整え再出発を図ることができました。あらためてすべてのサッカーファミリーの皆様に、心から感謝と御礼を申し上げます。今後は、まだ復興進まぬ地域のサッカー環境の整備、そして多くのサッカーファミリーのためのソフト、ハード両面の充実を図るためにも、新たな事業の展開や自己財源の確保に向けた自立への取組を始めたいと考えております。

 「Football For All」。キッズからシニアまで、サッカーファミリーは確実にその範囲を広げています。サッカーは、国、民族、思想、言語、性別、障がい・・人を隔てようとするすべての境界を越えて、人をつないでいく力を持ったスポーツです。誰もが、いつでもグランドに行けて、世代を越えたつながりができる。その中で、サッカーを楽しみ、子どもを大人に、大人を紳士淑女にしていく空間を創っていかなければなりません。昨今、少子高齢化やライフスタイルの変化、地域コミュニティの弱体化、さらには子どもたちのスポーツ離れ等、サッカーのみならずスポーツ界の課題が山積していますが、このような機に、今一度本協会のビジョンに立ち戻り「Football For All」の実現を協会一体となり目指して参りますので、どうぞ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

2018年1月19日
一般社団法人 宮城県サッカー協会
会長 大久保 芳雄