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挨拶

会長 庄司 伸一

 宮城県サッカー協会は、1926年大日本蹴球協会東北支部として発足以来、宮城県のサッカーの普及発展に取り組み、今年で96年を迎えます。その間2度の国民体育大会(1952年、2001年)と2度のインターハイ(1990年、2017年)開催、そして2002日韓ワールドカップや2020東京オリンピック(2021年)を開催し、更にはベガルタ仙台やマイナビ仙台レディースの活躍も後押しとなり、現在550チーム約20,000人のサッカーファミリーが登録しています。休日には県内いたるところで、子どもたちをはじめとするサッカープレーヤーの爽やかな汗と元気な声が飛び交っています。サッカーというスポーツ本来の魅力はもちろんですが、「健康づくり」「人づくり」「仲間づくり」等々サッカーの持つ多様な可能性が多くの人々に受け入れられているものと思います。

 2011年3月、東日本大震災により未曾有の被害に見舞われましたが、全国、全世界のサッカーファミリーの絶大な支援と励ましにより、いち早くサッカーができる環境を整え、再出発を図ることができました。あらためてすべてのサッカーファミリーの皆様に心からの感謝と御礼を申し上げます。

 サッカーを通したスポーツ文化の創造と幸福な社会形成への寄与が、私たち宮城県サッカー協会の果たすべき役割、責任であると考えています。今後より一層ソフト・ハード両面にわたるサッカー環境の整備充実を図ってまいります。

 サッカーは国、民族、思想、言語、性別、障がい等々人を隔てようとするすべての境界を越え、人をつないでいく力を持ったスポーツです。誰でも、いつでも、どこでもサッカーを楽しみ、世代を超えたつながりができるそんな空間を創っていかなければなりません。昨今、少子高齢化やライフスタイルの変化、地域コミュニティの弱体化、子どもたちのスポーツ離れ、更にはコロナ禍に対応したスポーツのあり方など、サッカーのみならずスポーツ界の課題が山積しています。それら課題の解決に向け協会一丸となって取り組んでいきたいと思いますので、皆様のご支援をよろしくお願いします。

一般社団法人 宮城県サッカー協会
会長 庄司 伸一