お知らせ
キッカケ~日常へ サッカーボールに触れ「身体を動かす」日々へ
2022年度力を入れている取り組みの一つを紹介します。
保育園、幼稚園、児童館などを対象にコーチを派遣し、巡回サッカー指導を2003年(日韓W杯のレガシーとして)から展開しています。この事業はボール遊びを通して、身体を動かす楽しさを体験し、そしてサッカーに触れる機会を創出している事業で、年間約800回程度、県内200施設程度で実施しております。
今年度、この巡回事業において、各園でも日常的にサッカーに触れる機会を増やすこと目的に、施設にミニゴール1対、キッズボール10個を贈呈し始めることとなりました。2年間で約150施設、内、2022年度は85施設分が確保されています。
1施設当たり、平均して2~3回の巡回サッカー指導が年間で計画されていますが、日常的にもっともっとボールに触れる機会を提供したく物品でのサポートを進めています。9/2(金)には、ポケモン「エースバーン」と元ベガルタ仙台佐藤寿人氏にも協力いただき、園への贈呈式を実施しました。
その模様は こちら
さらに、この企画と同時に、先生方が保育の中でこの道具を積極的に取り入れていただくよう、巡回指導で実施しているメニューを先生方に体験してもらう保育士研修会を展開しています。
先生方が先頭にたって、子ども達と身体を動かすことを通して、その楽しさを伝える際にサッカーを手段として取り入れていただきたいという想いがあります。
普段の巡回指導では、巡回コーチは日本サッカー協会公認キッズリーダーという資格を所持し指導に当たっていますが、保育士研修会の中で、そのキッズリーダー養成講習会の内容を採用してくださる園もあり、非常に嬉しく思います。
保育士研修会では、60分間の実技と講義のMIX指導、約3時間の講義と実技を分けたキッズリーダー資格取得の2パターンで実施され、8月末現在で県内18箇所で実施しております。
「身近に関わる大人が、身体を動かす楽しさを知らなければ、子どもたちにはその楽しさが伝わらない」先日の保育士研修会である園長先生の言葉が印象的です。ボール遊びを通して、日常的にたくさんの「楽しい!」を創出できるサポートをソフト面からも取り組んでいます。
栗原・大崎管内11施設合同の保育士研修会の模様は こちら
体育館など大きな場所を借りなくても保育園単位でも実施 こちら
巡回指導でキッカケを作り、身近に関わる大人と日常の保育でボール遊びに夢中になる…この取組みでサッカーと繋がる子ども達を増やし、
そしてその子どもたちと関わる大人に活気を与え、その活力でこの地域を盛り上げていきたいです。