フェスティバル/イベント
サッカーは壁を超える!フリーな世界でCANを体験

パラリンピックが日本で開催をされ、スポーツは誰もが出来ることを目の当たりにしました。
大きなイベントが日本で開催されるその後、いつも、その輝きを後にどう継承し、この社会に新たな風を吹かせるか…そんな空気があります。
障がいがある人も、ない人も、サッカーが楽しめる環境を考える。
サッカー界の目指す姿はバリアフリー。
何かの制限でサッカーが出来ない…という社会ではなく、男女も、年齢も、障だいのあるなしも…誰でも楽しめる機会を創造し、サッカーに関わる方々の心の成長を促したい。
そんな光景を垣間見る、インクルーシブ親子ウォーキングサッカーイベントを
障がい児親子6組、健常児親子3組 合計9組が参加
マイナビ仙台レディース 奥川選手、隅田選手にも参加いただき 2021/10/31(日) 多賀城市のステップにて開催しました。
親子で楽しめるボール遊びを通して、その場の雰囲気づくりをするアイスブレイク!
その場所に一緒にいること自体でその雰囲気を楽しめる空間を作りしながら、児童の自主性を引き出しました。
さらに親子での安心感の中、普段やれないことにもチャレンジしていました。
決して多い参加人数ではありませんが、一組一組が充実した顔で試合もし、笑顔で帰っていきました。
この事業の今後も継続していくきっかけを参加した皆さまよりいただきました。
参加したマイナビ仙台レディースのお二人からも感想をいただきました。
◇隅田選手
今回初めてウォーキングサッカーを体験して思っていたより全然難しかったです。
走ってはいけないというルールの中で、ドリブルをすることやボールを奪うことも普通のサッカーとは違うなと思いました!
私はキーパーをやったのですが、味方に的確に指示をすることがとても重要だと感じました。
◇奥川選手
10月31日、宮城県サッカー協会主催のウォーキングサッカーに参加させていただきました。
サッカー経験の有無や男女問わずみんな積極的に取り組み、いろんなことにチャレンジしてできなかったことができるようになる、やってみることを楽しんでいたように感じました。
最初にウォーミングアップとして行ったボールフィーリングでは、コーチからさまざまな課題を出されて行いましたが、私が想像もできなかった方法や工夫を持って取り組んでいる様子をみて、すごいなと感じました。新しいことをやってみたり、出来なかった課題ができるようになったりして最高の笑顔を見せてくれる子どもたちに私も一緒に喜び、それを見守ってくださる親御さんも嬉しそうで一緒に楽しめたかなと思います。
ウォーキングサッカーは「走らない」「5秒以内(審判のカウント)にパス」、今回は親子サッカーということで「親御さんと手を繋いで」と様々なルールがありました。最後に行ったゲーム(試合)ではそれらを守りながら、という点で難しかったり、うまくいかなかったりすることもたくさんあったようにみえました。それでも、ドリブルでゴールに向かうことやボールをもらうために呼ぶ、ポジションを取るなどみんなが積極的にプレーすることで、「楽しい」「嬉しい」「すごい」「悔しい」いろんな経験をすることができたと思います。
参加してくれた子どもたちが少しでもサッカーやりたいな、楽しいなと思ってくれると嬉しいです。私も性別や年齢、障がいのあるなし関係なく、みんなで楽しめるウォーキングサッカーを実際に経験し競技としてのサッカーだけでなく、健康維持やひとつのコミュニティとしてのサッカーのあり方を知りました。これからも宮城県サッカー協会主催での体験会が開かれるので、多くの人に楽しんでもらいたいなと思います。
次回は 12/19(日) 詳細はこちら
さらにさらに 11/28(日) には、松島フットボールセンターで 知的障がい者サッカー教室も計画中 こちら
障がい者がサッカーを楽しめる環境が増えていくことを期待しております。サッカー協会だけではその世界は想像できません。もし、興味のある方や団体、個人がありましたら、お気軽にお問い合わせください。