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スポーツマネージャーズカレッジサテライト講座 in 宮城 開催レポート
2月12日、13日、19日に松島フットボールセンターで「JFAスポーツマネージャーズカレッジサテライト講座」(通称:SMC)を開催しました。
受講生はスポーツ組織をまとめる力をつけたい、まとめる立場になりたい、スポーツ組織から地域を動かしたいなど様々な想いを持って松島へ集結しました。同じような想いや悩みを抱えた人たちが集まり、その場で人として成長ができる環境でした。
この3日間は受講生同士が自己肯定感を高め合える時間でした。受講生16名がポジティブな発言や発想を積極的に会話、声に出し、紙に書く。明日からどうするか、どうしなければならないのか、理想の自分や理想の組織、理想の地域にするために1歩踏み出せた3日間でした。
各日2セッションずつ、計6セッションの講座を行いました。サッカー関係者だけが集まるのではなく、他競技(ラグビー、マラソン、スポーツ協会等)で活動をする方にもご参加をいただき、コロナ禍で制限はあるものの活気ある講座となりました。
1日目は自分自身と自分が所属している組織を客観視してこれからどうしていきたいかを紙に書き出しました。自分の描く将来のビジョンを策定するために「過去・現在・未来」について頭を整理し、見つめ直す時間となりました。受講生同士で書き出した内容を見せ合い、親睦を深めていました。
2日目は自分が住んでいる地域の魅力と悩みを例に地域コミュニティについてグループワークを行いました。「受講生が所属するスポーツ組織(内部環境)」が「地域(外部環境)」を知る・理解することでスポーツ組織における地域コミュニティの役割を考える時間となりました。
SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)の基礎としてグループワークを行い、全4グループ個性豊かな分析が行われました。SWOT分析を行うことで組織の伸びしろ、課題が明確になることを学びました。
3日目は1日目と2日目で考えたものをどうやって行動に移すか、実現させるかを考える時間でした。1日目、2日目で明確なビジョンを描く力を。3日目は総まとめとして実現力、行動力を養う総まとめの日でした。「やりたいこと・できること・地域に求められていること」の3つの観点から具体的で細分化した行動計画を作成しました。
セッション6終了後には閉校式が行われ、修了証が授与と記念写真の撮影がありました。
運営側からの視点として、1日目と3日目を比較すると受講生の仲間意識が芽生えたと感じ取れました。人脈づくり、仲間づくりの3日間。悩みを相談できる仲間、アイディアをくれる仲間ができた3日間だったのではないでしょうか。
帰り際に受講生がこのようなことを話してくれました。
「自分の成長は周りの成長も促すことになるのではないか、そうでありたいしもっと成長したい」
来年度も開催予定です。興味のある方は宮城県サッカー協会まで。
受講生インタビューはこちら
JFASMCサテライト講座についてはこちら
2021年度SMCサテライト講座in宮城日程表
2月12日(13:00~19:00)
第1セッション:ビジョン作成
第2セッション:環境分析
2月13日(9:00~16:00)※昼食休憩1時間含
第3セッション:コミュニティデザイン
第4セッション:戦略立案、SWOT分析
2月19日(10:00~17:00)※昼食休憩1時間含
第5セッション:行動計画
第6セッション:目標管理