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【開催報告】★女性とサッカーの関りを応援する★みやぎなでしこ塾!

2022.05.25

5月22日(日)常盤木学園を会場に【第一回みやぎなでしこ塾】を開催し、沢山の方々にお集まりいただき無事に講演が終了することができました。

記念すべき第1回目は、今井純子氏(日本サッカー協会理事/女子委員会副委員長)をお招きし「日本の女子サッカーの歴史を知ろう」を演題に講演いただきました。
今ではメジャー競技となっている女子サッカーですが、本格的に始まったのは1970年代。そして何度も様々な危機を乗り越えた日本の女子サッカー。2000年に女子サッカーのさまざまな種まきプロジェクトが始動し、そして2021年に女子トップリーグ「.WEリーグ」の設立。

女子サッカーが広く認知されるまでには、沢山の人たちが支え・繋がり、意見を出し合いつくりあげてきたものである。そして女性が輝く社会は、サッカーやスポーツのあらゆる場に女性が関わり、ポテンシャルを発揮できる社会の実現を目指していくべきであることも学びました。

(講師:今井純子氏)

 

(参加者)

 

 

(集合写真)※撮影時のみ間隔を空けずに着席

 

 

「みやぎなでしこ塾」第1回目を終えて

「日本の女子サッカーの歴史を知ろう」をテーマとして、JFA女子委員会副委員長の今井純子氏を講師に迎え、第1回目の塾を開催しました。今井氏の講義を受け、それまで自分が抱いていた“ジェンダー平等”という言葉に関してのもやもやしたものが、少しずつ晴れてきた気がしております。今回の講義の中で私の中に深く入ってきたことは、今井氏自身が日本にいて女性として生きてきて『不便だとか不満だとかを考えたことがなかった、でも日本の女子サッカーの現状を見て考えれば、それはおかしいことなのだと感じる必要があり、自分(達)が考えていることと世界の流れ状況は違っているのであり、何とかしなければならないと気付き行動している』ということを語られていたことです。それを聞いたときに、私も日常をただ過ごすことだけではなく、日本の中の“ジェンダー平等”について考えながら生活しなければならないのだという意識が芽生え、今現在日本の中で“ジェンダー平等”が取り上げられているのが何故なのか、遅まきながら考えようと思うきっかけになりました。

今井氏の講義はただ単に日本の女子サッカーの歴史を語るだけではなく、日本という国そのものの歴史やそれに伴う様々な課題をも含み、とても有意義な時間だったと感じております。

日本の中で女子サッカーを「文化」にするために、宮城県の中でも《女性がサッカーのあらゆる場に関わり、ポテンシャルを発揮できる社会》(今井氏の資料引用)を目指して、「みやぎなでしこ塾」を今後も継続していきたいと考えております。

実行委員長 瀬戸美子

 

【今後の予定】

サッカーの裏側を知ろう/サッカーのルールを知ろう/子どもと親の関わり/ジェンダーって?/スポーツと生理

※開催日程など決まりましたらお知らせいたします

 

【みやぎなでしこ塾とは】

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