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【審判】女子1級審判員のご紹介!

2020.06.12

サッカーは「選手」「指導者」「観客」、試合を支える「審判員」がいるから試合が成り立っています。

2020年度6月現在、宮城県では131名の女子審判員が登録しております。
そのうち、1級1名・2級10名・3級15名が、県大会や東北大会を中心に審判員として活動しています。

今回は、2019年度JFA公認サッカー女子1級審判員の試験に見事合格し、
2020年シーズンより【サッカー女子1級審判員】として活動する女子審判員 杉野杏紗さんをご紹介いたします。

 

サッカー女子1級審判員:杉野杏紗さん

私は,宮城県所属,JFA公認サッカー女子1級審判員の杉野杏紗(旧姓:渡邉)です。現在,英語科非常勤講師として県内の高等学校に勤務しながら,週末にレフリー活動をしています。

幼少の頃,兄の背中を追いかけて始めたサッカー。小中高大学,そしてなでしこチャレンジリーグまで約20年,選手としてサッカーボールを追いかけてきました。父がレフリーをやっていたので,その反発心と選手時代に良い思い出がなかったことから「レフリーは絶対にやらない」と言い切っていた私ですが,選手引退後,縁あってレフリー活動を始めました。実際にレフリーとしてピッチに立ってみると,選手の1番近くで選手のプレーに共感しながらレフェリングをすることに,選手時代と同じような高揚感を覚えました。レフリーの楽しさに気づいた私は,より活動の場を広げるべく,2019年にJFA公認サッカー女子1級審判員昇級試験を受験,周りの方々のご支援のおかげで無事合格しました。

 

2020年より女子1級審判員としての活動が始まり,自分がかつてプレーしていたなでしこリーグにレフリーとして戻ってきました。新型コロナウイルスの影響で,Jリーグ・なでしこリーグ共に開催が延期され,各大会も中止や延期の判断がされている状況ではありますが,「サッカーへの恩返し」の形を1つスタートさせたように思います。また,AFC REFEREE ACADEMYJFAから推薦をいただき,勉強する機会にも恵まれました。アカデミーではAFCに所属するアジア各国のレフリーが国際主審を目指すべく,トレーニングや勉強に励んでいます。年数回の海外でのセミナーの他に,オンラインで週に1~2つ課題が出され,映像判定や競技規則の理解,ディスカッション,フィジカルセッションを行っています。中でも映像判定では,サッカーのピッチ上で見るものと,映像のギャップに難しさを感じながらも選手がプレーするために何を想定して,何を見るのか,どこで見るのか,競技規則の中からどう判断するのか,などを整理していくことが楽しいです。サッカーはやればやるほど奥が深く,面白いスポーツです。選手ではなく,レフリーとしてサッカーに関わるようになって,サッカー選手時代には経験できなかった様々な経験ができています。

 

選手,チーム関係者,レフリー,観ているすべての人に共通しているのは「サッカーが好き」ということだと思います。好きなことだから一生懸命になる,その中で表現方法はたくさんあると思います。レフリーもサッカーが好きという1つの形です。これからもサッカーを愛する人たちとサッカーを楽しみ,サッカーで感動を共有する仲間として協力し合っていきたいです。

 

▶女子1級審判員研修会

 

▶AFC REFEREE ACADEMY

 

▶全日本女子U-18選手権大会準決勝