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審判

【開催報告】ルールを知れる女性審判編~みやぎなでしこ塾~

2024.07.01

第11回みやぎなでしこ塾は前回好評審判編の 第二弾女性審判編 を開催しました。

聖ウルスラ学院英智高校をお借りし、高校生中心に一般参加者を含めた21名で開催しました。

 

講師は国際審判員の杉野杏紗さんです。
杉野さんは元高校教員です。まるで授業のように丁寧にかつわかりやすく、時に笑いを交えご自身の経験や審判員としての覚悟をお話いただきました。

学生時代は選手。現役引退し縁あって審判の道に進んだ杉野さん。
サッカーに関わることは「選手」だけではない、「審判員としてサッカーを支える」。
動画を交えた判定クイズでも、非常に難しいジャッジも丁寧に説明してくれます。

真剣に耳を傾け、サッカーとの新たな関わり方を知り、学生達は将来について視野が広がったと思います。

 

 

講義のあとはグラウンドに出て、実技です。
最初に笛に合わせてフラッグテクニックについて学びます。
オフサイド・スローイン・コーナーキックなど掛け声に合わせてフラッグを振ります。

 

ボールの動きに合わせてサイドステップをしながらチャレンジもしました。また、攻撃側・守備側どちら側のボールなのかわかるようにフラッグを持ち替えて示します。

 

 

インプレー/アウトプレーしっかり判断するために、グループにわかれて交互にボールを蹴りあい、実際に声に出しながら判断します。
判断に迷うボールも、宮城県サッカー協会審判員会女子部の方々が丁寧に教えてくれます。
今回は現役1級審判員の勝又美沙希さんもサポートに駆けつけてくれました。

 

実技終了後は杉野さんからアドバイスをいただき、講習会は終了となりました。
「宮城県に育てられた」から【宮城県に恩返しをしたい】そんな熱い思いから、<上級審判員を目指したい>方からたくさんの質問を受けていました。

 

 

審判新規4級講習会は副審活動をするルール取得がメインとなります。
しかし、小学生は8人制で主審1名。中学生からは11人制で主審1名、副審2名となります。
6/9、6/22に参加し審判資格を取得した方々が、どんな活動をしどこを目指すか。資格取得で終わらせず、資格を活かした活動をサポートしていきたいと思います。
そして一人でも上級審判員を目指す方がいれば、バックアップし各大会で活躍できる女性審判員の育成にも力をいれていきます。

 

 

参加者コメント

◆三浦望緒さん(宮城教育大学附属中学校サッカーサークル)
受講したきっかけは、先輩方が引退し、自分たちが中心となってチー厶を引っ張っていくにあたり、改めてルールの再確認をしサッカーを楽しみたいと思ったことと、私自身選手だけではなく、いろいろな視点からサッカーを知りたいと思ったことです。

杉野さんの講義を受講し、ますますサッカーが好きになったので、審判員としても活動し、まずは中学卒業までに3級審判員取得を目指して頑張りたいと思います。

~杉野さんと三浦さん~

 

【実施報告と今後の予定】

【2022】女子サッカーの歴史女子マネージャー生理×スポーツ子育てコーチング
【2023】女子マネージャールールを知ろう身体を動かそう女性指導者交流
【2024】女性審判①/ 女性審判②
    以下予定 マネージャー向け/選手向け/指導者向け/保護者向け

 

【みやぎなでしこ塾とは】

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