審判
第1回宮城県審判トレセンを開催
9月23日に松島フットボールセンターで、【第1回宮城県審判トレセン】を開催しました。当日はサッカー3級・4級審判員の15名の方に参加を頂きました。
前半は座学講習を実施しました。「第12条ファウルと不正行為」、「第11条オフサイド」について競技規則を確認し、実際の映像等を用いて理解を深めました。
後半は実技講習としてプラクティカルトレーニング(実践的なトレーニング)を実施しました。プラクティカルトレーニングでは「対角線式審判法」、「オフサイドトレーニング」を行いました。
当日の講師は、現役の国際審判員の手代木直美さん(2024パリオリンピック選出)をお迎えし、副審としての基本的な動きかたや、普段の試合で心がけていること等をお話し頂き、参加した審判員からは積極的な質問が飛び交う場面もありました。
【参加審判員コメント 佐藤 徹 3級審判員】
私は3級審判員で、日頃、県派遣審判員として活動を行なっています。割当てをいただいた試合では競技規則を理解し、審判活動を行なっているつもりでいましたが、今回の講習を受講してみて、日頃行っている判定や判断、行動を言葉で表す難しさを非常に感じた講習となりました。最初の座学講義では、ファールの見極めとオフサイドについてでしたが、主審を任された際のファールを見極めるまでの過程を言葉で表すことが、私には非常に難しく、出来ているつもりだっただけに悔しさもありました。その後行われたプラクティカルトレーニングでは、主審がとるべき位置の確認やオフサイドの見極めをトレーニングしました。またトレーニングの合間では、国際審判員の手代木さんより心構えや試合に向けての準備など貴重なお話しを直接お伺いすることができました。今後の審判活動に少しでも活かせればと思います。最後になりますが、今回この様な貴重な機会を設けていただいた審判委員会の皆さま、ありがとうございました。
【参加審判員コメント 平 勇人 3級審判員】
今回のレフェリートレセンでは、手代木直美さんや現役の一級審判員の方をお招きし、座学と実技に分けて指導していただきました。座学では、最新のルールや判定基準について詳しく学び、疑問点についても丁寧に解説していただきました。実技では、座学で学んだことを活かし、実際にボールを使いながらオフサイドやファウルの判定などについて理解を深めました。特に、微妙な場面での判断力や正確な位置取りが重要であることを実感しました。また、他の参加者との意見交換などを通して、自分のスキルを見直す良い機会となりました。